本を買い控え、本棚を整理せよ!

自分の考え方や意識は本の存在とそのあり方に、 密接に関係していると思っている。 そして昨日、本棚の整理をした。

ちょっと前から部屋に本が多い気がしていて、 ただ本が多いだけならいいんだけども、 読みたい本と読んだ本と読みたくて買った本と見栄で買った本が混ざって、 本棚は混沌としていた。

中でも見栄で買って置いてある本がやっかいで、 実際に部屋のスペースを占領している以上、 興味のないモノが本棚=部屋=自分の中に、 常に存在していたことになる。 その分だけ自分が興味のあるものが、 ここから押し出されてしまっているような気がした。 いつ買ったかわからないような本は、 早く読まないといけないというプレッシャーあるし、 買ってから時間経ったものについては読んでいても楽しくない。 本にも鮮度があるらしい。

まず読んであるにせよ読んでないにせよ、 あまり興味があるとは思えない本を除いた。 すると本棚から半分以上の本がなくなった。 もちろん自分が興味がないと思っていなかった本が、 あとから繋がったりすることはあるかもしれないけど、 それよりも本の山今目の前にあることの方が苦痛だった。 部屋に置いておくにしても別に分けておいたほうがよい。

自分の興味があることだけに囲まれることが 健康的ではないという話もある。 視野が狭くなる可能性があるので、 ノイズとなる情報も入れる窓口が必要なのだ。 なので部屋の本棚をストック、twitterfeedlyやpocketをフローとして、 ネットで広く情報を集めノイズを入れることにした。 本棚という拠点があれば新しく入ってくる情報を関連付けられるし相対化できる。

整理した本棚は上から、 読んでない本/漫画/一般本/写真集・大型本/雑誌・資料にした。 読んだ本は右から順に詰めてある程度スペースを残した。

整理に苦労したのは雑誌で、 雑誌はそもそもノイズを呼び込むのが役目なので、 全ての雑誌が取り除く対象になってしまう。 そこで今回は、今も興味がある特集が組まれているもの、 集めることに意味になっているもの、 グラビアなどその雑誌を開く意図がわかるものは残した。

村上春樹が長編に加えて短編を書くことで、 自分の文章のネジを締めるという表現をしていたけど、 本棚の整理はこれに近かもしれん。 自分の身体が引き締められたようだ。 まだ部屋には本棚から除いた本が残っているけど、 本棚を整理したおかげで精神的にもすっきりした。 本の物理的な配置と頭の中にある情報の配置はたぶん関係している。

あーすっきりした。